犬はなぜ突然変わるのか?
- 4月13日
- 読了時間: 3分
更新日:4月24日
― 環境に適応する存在としての理解 ―
アルテミス通信第9号

■ はじめに
犬が急に唸る。昨日まで問題なかったのに、今日はまったく違う。
👉 それは性格ではなく、環境と関係の問題かもしれません。
■ 犬が分からなくなる理由
犬のことを大切に思っているのに、どうしていいか分からなくなることがあります。
👉 それは犬が分からないのではなく
👉 犬という動物を知る機会が少なかっただけです
■ 犬は人間の子供ではない
多くの飼い主さんは犬をとても大切にしています。
しかしその一方で
・抱っこする
・常に声をかける
・行動を細かくコントロールする
👉 こうした関わり方になりやすい傾向があります
これはすべて愛情から来るものですが
👉 犬にとっては「選べない状態」になることがあります
■ 犬とはどのような動物か
犬は
👉 環境に合わせて生きる動物です
・周りの様子を見る
・距離を取る
・自分で判断する
👉 こうした行動によって、自分の状態を保っています
■ 犬はなぜ人に従うのか
犬は「忠実な動物」と言われます。
しかし実際には
👉 従っているのではなく
👉 一番安定しているものに合わせているだけです
食事や環境を管理している人に合わせることで
👉 自分の不安を減らしています
つまり
👉 犬は忠実というより、合理的に適応しているのです
■ 噛まない関係とは
犬が人の手からおやつを食べる場面を見たことがあると思います。
そのとき多くの犬は
👉 歯を当てないように、そっと食べます
本来、食べ物を前にしたときは
👉 本能が強く出る場面です
急いだり、強く咥えたりしてもおかしくありません。
それでもそうならないのは
👉 目の前の人に対して危険を感じていないからです
つまり
👉 噛まないのではなく
👉 噛む必要がない状態が成立しているのです
👉 犬は常に、相手との関係に応じて力の使い方を変えています
■ なぜ行動が変わるのか
犬の行動は固定されていません
👉 状況によって自然に変わります
・急に唸る
・落ち着かなくなる
・興奮する
👉 これらは問題ではなく
👉 その場に合わせた反応です
■ 現代の環境とのズレ
今の生活では
・常に人がいる
・距離を取れない
・自分で選べない
👉 こうした状態が多くなっています
■ その結果
犬は
・どうしていいか分からない
・距離を取れない
・関係を調整できない
👉 その結果として不安定になります
■ コントロールとは何か
多くの人はコントロールを「指示」と考えます
しかし本当は
👉 状態を整えることです
・環境
・距離
・関係
👉 これが整うと
👉 犬は自分で落ち着きます
■ 結論
👉 犬は突然変るのではありません
👉 環境と関係に合わせて変わっているだけです
■ 最後に
犬を理解するとは
👉 教えることではなく
👉 知ることです
👉 まず犬を知ること
👉 それがすべての始まりです




コメント