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その抱っこ、本当に犬が望んでいますか?

  • 4月28日
  • 読了時間: 3分

― 不安と安心のすれ違い ―


アルテミス通信 第14号




小型犬はなぜ依存しやすいのでしょうか?本記事では、抱っこと人と犬の違いに着目し、小型犬に起きている“静かな問題”を行動と環境の視点から解説します。


 ■ はじめに


最近、小型犬を見ていて感じることがあります。


・ずっと抱っこされている

・地面にいる時間がとても少ない

・常に飼い主を見ている


一見すると


👉 とても大切にされているように見えます


しかしその一方で


👉 落ち着いていない犬がとても多いのです


■ ある言葉


あるとき、知人がこう言いました。


「小型犬を飼う人は、抱っこするために選んでいるんですよ」


私はその言葉に少し驚きました。


しかし同時に


👉 現場で見ている多くの光景と重なりました


小型犬は


・すぐ抱ける

・常に近くに置ける

・人の生活に入りやすい


👉 “抱くこと”が関係の中心になりやすいのです


■ 小型犬は特別な存在なのでしょうか


多くの方が


👉 小型犬は弱い

👉 守ってあげないといけない


と感じています


しかし


👉 犬はすべて オオカミ を祖先に持ち


👉 その基本構造は今も変わっていません


👉 小型犬も本来は


👉 環境を読み、自分で判断して生きる動物です


■ なぜ依存が生まれるのか


理由はとてもシンプルです


👉 人が介入しやすいからです


・すぐ抱ける

・すぐ助けられる

・常に近くに置ける


👉 その結果


👉 自分で調整する機会が減ります


そして


・常に見てくる

・離れると不安になる

・落ち着かない


👉 これが依存の状態です


■ 抱っこの本来の意味


ここで一度、整理する必要があります


本来の抱っこは


👉 危険回避

👉 医療

👉 一時的な保護

👉 短時間・目的のある行為です


しかし現在は


👉 安心させるため

👉 愛情表現として

👉 日常的な関わりとして

👉 長時間使われることが多くなっています


■ 人と犬の違い


ここに大きな違いがあります


人(類人猿)は


👉 触れることで安心する動物です


一方で犬(イヌ科)は


👉 距離で安定する動物です


👉 人は近づくことで安心し犬は離れることで安定します


■ 何が起きているのか


抱っこが増えると


👉 地面からの情報が減ります


・匂い

・振動

・周囲の状況


👉 これらが遮断されます


その結果


👉 自分で状態を整えられなくなります


さらに


👉 動きたくても動けない


👉 犬は“我慢”しているのではなく抑制された状態に置かれています


■ 大型犬との違い


大型犬は


👉 抱っこができません


そのため


👉 自分で動くしかありません


👉 大型犬はしつけられているのではなく介入されにくいだけです


■ アルテミスで起きる変化


アルテミスに来た小型犬は


最初


👉 人を見続け

👉 常に近くにいようとします


しかし数日後


👉 自分で歩き

👉 匂いを取り

👉 他の犬と距離を取り

👉 静かに過ごす時間が増えます


ここでよく言われます

👉「少しよそよそしくなりましたね」


でも違います


👉 依存が抜けただけです


■ 本当の安定とは


👉 常に一緒にいることではありません


👉 離れても崩れないことです


これがあると


👉 必要なときだけ近づき👉 それ以外は落ち着いて過ごします


👉 これが本来の状態です


■ まとめ


👉 抱っこは安心を与えることもありますが安定を奪うこともあります


👉 守る行為が、自立を壊すことがあります


👉 小型犬も、体は小さくても中身は同じです


■ 最後に


もし今


・常に見てくる

・離れると不安になる

・落ち着かない


そんな様子があるとしたら


👉 性格ではなく、状態かもしれません


アルテミスでは


👉 行動を直すのではなく


👉 状態を整えることを見ています


👉 犬は変えるものではなく👉 戻るものです


気になる方は


👉 一度お預かりで状態を見てみてください


 
 
 

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